眠れなくなってしまった。

眠れない。

9連休の間に徐々に入眠する時刻が遅くなってきて、睡眠のリズムが崩れてしまういつものパターン。それとあまり疲れていないのも影響しているのだろう。

 

この状態でパソコンのブルーライトを浴びるのはもっと良くないような気がするが、まあ眠れなかったら眠れなかったで何とかなるかなと。

 

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以前、ブログをやっていたときは結構あからさまにいろんなことを書いていた。それらはすべて削除して今は跡形が残っていないけど。今はSNSの発達やらで情報の拡散がものすごいスピードで起きる。それと、会社に勤める人間ということもあり、迂闊なことを書けないので、デリケートな問題は極力避けている。身バレしないように。

 

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ヨーロッパ室内管弦楽団という室内オーケストラがあるのだが、このオケは非常に優秀。指揮者の指示に俊敏に反応するし、自発性が高い。一人一人の技量も高度。

とりわけ印象に残っているのは、私が聞いた中では以下のディスク。

1.パーヴォ・ベルグルンド指揮 ブラームス交響曲全集

いわゆる往年の名演とは違うアプローチ。ヴァイオリンは対向配置で、特に第2番第1楽章の掛け合いは曲の構造が透けて見えるようで、見事。全体的にとても見通しの良い演奏で渋みとかを求めると違うって言われると思うのだが、個人的にはブラームスの全集としては一番よく聞く演奏。

2.クラウディオ・アバド指揮 プロコフィエフの古典交響曲

アバド唯一の交響曲録音だろうか?第4楽章がとにかく素晴らしい。

3.ニコラウス・アーノンクール指揮 スメタナのわが祖国全曲

映像収録。リハーサル映像付き。音楽祭の公演。

アーノンクールウィーンフィルとCDを残しているが、これは全く別物。緻密に設計された演奏芸術。これだけ凝った演出をした例はあまり無いのではないかと思う。もちろんヴァイオリンは対向配置だし、ハープまで対向配置。有名なモルダウもホルンの咆哮が凄まじい。Youtubeにも映像があるかもしれないが、もし見る機会があれば一度。