手術終わりました。

カテーテルアブレーションの手術が終わった。

検査と手術の経過について書いておこうと思う。

 

3月中旬に経食道心エコーと心臓CTの検査を受けました。

経食道心エコーと心臓CTはいずれも直前4時間とか5時間とか禁食。1日にこれらの検査をいっぺんに行うので、当日は全然食事が行えず。

 

経食道心エコーは、食道から心臓の内部を観察しようとする検査で、心臓内に血栓が出来ているかどうかも分かってしまうらしい。検査は胃カメラのようなプローブを口にマウスピースをして飲み込んで行うかなりキツイ検査。麻酔としてゼリーを口に含んで飲み込む上にスプレーをして痛みを抑える。それでも、かなり痛かった。そして吐き気が襲う。実は手術よりこっちの方が検査としては辛かったかも。

 

心臓CTは、造影剤を静脈に注射して行う検査。造影剤を使うこと自体初めてだったので、体が熱くなる感覚とか異様な感じであった。

 

この検査の時は診察が無かったので検査結果については術前オリエンテーションで簡単に説明があった。

 

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手術は検査後に3泊4日で。

 

初日は、胸部レントゲン、血液検査、心電図検査。夕方からspo2、呼吸、心電図のモニタリング開始。手術前準備として、いろいろ。足の付け根にマーキングしたりもした。

 

二日目は、朝から点滴。午後からアブレーション(高周波です)。

アブレーションは全身麻酔だったので何がどうなったのかは全く分からない。。。

事前の説明では両足の鼠径部と頸部からアブレーションカテーテルを挿入して、アブレーションを行うとのことであったが、実際は右足と頸部のみであった。心房細動と期外収縮の両方を治療する予定であったが、心房細動は不整脈の誘発が出来たので問題なく焼灼が行えたが、期外収縮は手術中の発生が皆無であったため、手付かずだったとのこと。残念。

 

術後は5時間くらい足を自由に動かせない絶対安静の期間がある。これがなかなか辛い。4時間が経過した時点でベッドを30度起こしてもらって、晩御飯。食べにくかったけど、麻酔による吐き気とかは無くて完食。ちなみに、病院食は食べられないものでは全然無くて比較的美味しいと思った。

 

三日目。午前中に足の止血していた箇所のテープが外され、点滴も外れて自由に歩き回れるようになる。午後、もう一度採血と胸部レントゲン、心電図の検査。

 

四日目。朝、モニターが外されて、退院。モニターで監視していた期間での不整脈の発生は無く、帰宅後も経過は良好。

 

不整脈は、完全に治まるかどうかはまだ分からない。

術後しばらくは発生する事もあるので、気が抜けない。ただ、抗不整脈薬の服用はもう行わなくてよいとのことだったので、投薬は変更。

 

病院から出されたお薬は、ネキシウムカプセルとリクシアナ。ネキシウムは30日間飲み切りで、リクシアナは、いつまで続くのだろう?それ以外の薬は、クリニックで出されているアジルバとアーチスト。抗不整脈薬のベプリコールとリスモダンは中止。

 

これで、心房細動が治ってくれると、本当に嬉しいです。。。

 

大学病院とかかりつけの循環器内科受診は、当面続くと思いますので、経過については引き続き記していきます。